わたしの心はよろこび踊る〜♪


今日は待ちに待ったUくんの洗礼式だった。
六年間、教会学校でリーダーを務め、しっかりと自分自身と向き合い続けているUくん。
たくさんの仲間の祈りが天に届き、ついに“神の子”へ。ミサ中、涙を流した方も少なくなかったようだ。

中でも、120%のよろこびに包まれた約18人の仲間が、Uくんの受洗を祝うために居酒屋へ。
二時間半あまり、楽しく歓談するわたしたちに、料理や飲み物が運ばれてきた。
いよいよ宴がお開きというとき、給仕してくれていた店員さんのひとりが、小声でわたしに尋ねた。

 
  「何の集まりなのですか?」
  「そこの白いセーターの彼が、今日洗礼を受けたので、教会の仲間とお祝いをしているのです。」
  「教会のグループってわけですか・・・」
  「そうなんです。見てのとおり、年齢も性別もマチマチ! だけど、洗礼によって
  “教会”というひとつのファミリーの一員にもなるのです!わたしたちは家族なのです。」
  「ファミリーね〜♡ ところで、洗礼ってどういうことですか?」
  「水をかけていただく儀式によって、イエス・キリストと結ばれて“神の子”となるのですよ。」
  「神の子?」
  「そう、クリスチャンになるということですよ。もしよろしければ、一度教会へ。」
  「ありがとうございます。・・・ボクがクリスチャンになる時にはよろしくお願いします(#^.^#)」
   そういって、彼は優しい笑顔ではにかんだ^^


わたしたちが無邪気に感謝と賛美を捧げているとき、大切なものが自然と伝わっているのだろう。
わたしたちひとりひとりは弱くて貧しいが、いただいた“キリストの光”はまわりを照らし、温めていく。

今日、“世を照らす消えない光”イエス・キリストと結ばれた青年も、今日、その“光”に触れた青年も、
エスさまと交わって、喜びと平和を深めていかれますように!!