じーざす・とれいる ⑧

パレスチナイスラエル。今の惨状を思うとなかなか巡礼の恵みを書けませんでした。
ただ、いつも心にあるのは日本人現地ガイドTさんの体験談です。

結婚してユダヤ教徒になった彼女は、幼稚園に通う我が子に防ガスマスクを持参させていたこともあったそうです。夕食に家族全員が揃う恵みが当たり前のことではないとかみしめておられました。


また、現在のイスラエル国内では、出身地による差別が大きくなっているそうです。きっと彼女は今の戦火が一時も早く終わることを強く祈りながら、一日千秋の思いで暮らしておられることと思います。


写真はナチスの迫害下、大切なくまさんのぬいぐるみを抱いて隠れていた少女を記念した像です。争いは子どもたちの命と心を破壊してしまいます。
死に打ち勝たれたイエスさまが、どんなところからでも子どもたちを救い出してくださいますように。