一息、一息・・・・
ひとりの友が、末期がんで肺から水を抜きながら戦っています。
「戦っている」というより「捧げている」という方がピッタリかもしれません。
わたしと同世代の彼女は、むかしから「殉教者になること」「愛する主の十字架に与り、世に救いを実現する一滴になること」を熱望していました。
今、観想修道会の禁域で看護を受けつつ、
全世界で救いを求めている人々のため、
教会に愛が燃えるよう、
司祭方の聖性のために
一息一息を捧げています。
ロウソクが身を融かして光を放つように静かに照らしてくださっている方々の存在。
その一隅の光によってわたしたちが幸せをいただいていることを忘れないで過ごしたいと思います。
今日(22日)から伺う益城町は彼女のふるさとの隣町。
彼女の祈りのおかげで、歌を届けられるような気がしてなりません。。。。
わたしも彼女のように祈りをこめて、主と歩む喜びをもって歌っていきたいと思います。
一息、一息・・・・・