今朝、山の方に虹を見た。

ノアの洪水物語を読むなかで、「虹」はヘブライ語で「弓」をも意味すると教わった。


   「わたしは雲の中にわたしの虹を置く。・・・雲の中に虹が現れると、

    わたしはそれを見て、神と地上のすべての生き物、すべての肉なるものとの間に立てた
    永遠の契約に心を留める。」創世記9/13,16

地上に生きるわたしたちが常に悪い心で生き、神さまのみ心を痛めても、

   「もう二度と・・・あなたたちを滅ぼさない」創世記9/11

と、滅ぼすための武器(弓)を手放して空に置いてくださったのだろう。


神さまのあわれみ深さの前で立ちつくす。

こんなに醜くゆがんだわたしたちの心と社会。それにもかかわらず、

その悪が直されないまま、今日も鮮やかな新緑と淡い虹を見せてくださる神さま。

  
   「神よ、人とは何者か。なぜ、人に心をとめられるのか」詩篇8/5