わたしのしごと


父が帰天した翌日、3月1日付けで
家業を継いだ。わたしを含め、ほとんどの人がわたしの適性とは真逆の分野だと感じていたようだ。


でも・・・嗣業の地、嗣子ということの重みを感じていると
最初の霊的指導者は「あなたが自分でやるべき」と背中を押した。
最後(今)の霊的指導者は、以前からわたしに「引き継ぐために準備せよ」と言われていた。
それなのに「ええ、でも・・・」と聞き流していた。



この4カ月間、まるで走っているバイクに無免許で飛び乗るかのような状況に、一瞬も気の抜けなかった。

でも、やり出すと気づいてきた。この仕事は霊的生活と同じ要素が多い。つまり、

「吠えたける獅子のように誰かを食いつくそうと獲物を捜し回っているアクマ」(1ペトロの手紙5/8)
に警戒して、いつも目覚めていなければならないこと。
それと同時に、御摂理に信頼してゆったりと構えていたほうがいいこと。(同5/7)
関わる人々を温かい心で抱くこと。みんなの幸せを願いつつ、お仕えすること(同5/2)。
生きた花を飾ること。好い気で現場を満たしていただくこと。心身のバランスをしっかりとること。祈って識別し、世の流れに妥協しないこと。良いブレーンに恵まれるように祈ること・・・などなど。

今日のように、たくさんの人に会って、たくさんの外的処理をすることは得意ではない。でも、すべてを神さまの御手から受けて・・・わたしの好き嫌いのメガネは外す。「ようこそ、ようこそ(^O^)/」

ふとアヴィラの聖テレサが創立に走り回っていたことを思い出す。聖女はわたしより病弱で、高齢だった。
静かで深い神さまとの交わりの生活を望む人々のために、あらゆる悪口を浴びながらも嬉々として駆け回った聖テレサ
自然・超自然の魅力を振りまきながら、イエスとジョークを交わしながら・・・

そんなことを思うと、今日もまた一人ではなかったことに気づく。
神さま、祈ってくださる皆さま、ともに働いてくださるみなさまに、深謝!合掌!!