力強い天使の助け☆


 歌う状況はイベントごとに異なります。時間、場所、照明、控室、湿度、気温、そして何よりも音響。クラシックの声楽家の発声なら必要ないとは思いますが、わたしにはマイクが要ります。そして、マイクのためにはアンプもスピーカーも、それを操作してくださるエンジニアの方が必要です。


 でも、主催者側の事情でそれが揃わないときには、簡単なセットを持参し、自分で歌いながら操作することもあります(*_*) そういう状況で歌に集中できるかしら・・・・。「神さま、助けてください」と、すがる思いで臨みます。


 今年最後のステージを迎える前日、ミュージシャンのKさんから「明日、聴きに行きま〜す。何か手伝えることがあれば言ってください」とのメッセージが入りました。
わたしはとっても嬉しかったのですが、「(明日はひとりでしなければならないので)何をどうお願いしていいやら・・・」と答えました。ちなみに、Kさんは一流の演奏家で、わたしをサポートしてくださること自体、ミラクルなのです!

 
 
 翌日、リハーサルが始まる前に駆けつけてくださったKさんは、運搬、セッティング、そして本番中の音響作業すべてを丁寧に行ってくださり、搬出までしてくださいました(;_:)
何という恵みでしょう! 幼子イエスさまのご誕生に喜ぶ天使が、目に見えるかたちでサポートしてくださったような感じがしました☆

 
 
 何でもひとりでしてしまおうとするクセがあるわたし。
マリアさまやヨセフさまに何もかもしていただかなければ生きられなかった幼子イエスさまのように、「人の力をお借りする」「謙って甘える」ことを学びたいと思いました。。。。