クリスマスを前に☆

先日、ある忘年会の円卓で、初対面のマダムの隣りに座りました。
ご高齢ですが、シャキっと背筋が伸びて美しく、人生を楽しんでおられるご様子でとってもステキな方なのです。

勇気を出して、名札に書いてあったお名前をきっかけに「珍しいステキなお名前ですね」と話しかけてみました。すると、とても嬉しそうにいろいろなことをお話くださいました。
ご主人を17年も前に見送られ、現在お子様たちは遠くに住まわれ、独居であること、若い時からのご趣味「仕舞い」が生きがいとのこと。

なるほど!単に背筋が伸びていらっしゃるだけではなく、「腰がぐっと大地にささっている」という印象の理由がわかりました!

今でも年に一度、能舞台で演じられているマダムは、能舞台の魅力を熱く語ってくださいました。「場所によって響きがちがうのよ。舞台の下に何メートルも深く樽のような空洞があって、一歩一歩、響きがちがうの!その深さに恍惚としてしまって・・・何年やってもその深淵に吸い込まれるようで、タマラナイのよ〜(´∀`*)」

そのとろけるような笑顔を拝見しながら、クリスマス・イブの早朝に捧げる祈りを思い出しました。「殉教録」と言って、人祖の誕生からノアの洪水・アブラハムダビデ・・・そしてヨゼフ、ついに「時が満ちて、神のひとり子のご誕生〜!」まで時系列?で神さまのご計画を歌いながら味わう信心業です。

ふだん意識することが少ないのですが、ヨガをするときなどに「自分の足元がどこに刺さっているのか」「どのような響きの上に立たせていただいているのか」を意識したいと思いました。