☆ 気づき ☆.。.:*・


先日の夕暮れ、大きな交差点の赤信号で立ち止まった時のことです。
となりに立ち止まった高齢の女性に何気なく視線がとまり、「あ!!」と声を上げそうになりました。


彼女は一年半ほど前、うちの玄関から植木を持ち去ったドロボーさんだったのです。一度視線を外し、前の信号機をぼんやり眺めたわたしの心に回想シーンが流れました。警察署での取り調べ、反省のない様子、わたしがした説教、おばあさんの涙・・・等々。


確か、当時はご主人を亡くされて寂しい生活がスタートしたところだったと記憶しています。
  「近くの妹さんとは交流あるのかしら」
  「もうあのようなことはしていないかしら」
  「今日の夕飯はちゃんと用意できるのかしら」
  「寂しい気持ちを乗り越えられているのかしら」


もう一度、そろ〜っとおばあさんを眺めると、飄々として結構お元気そう。そんなご様子にわたしの心はなんだか少しあたたかくなりました(^-^)


信号が青に変わったのでわたしたちは横断歩道をわたり、その先で左右に分かれました。

それからひとりで夜道を歩きながら考えました。


高齢でのひとり暮らしは信仰がなければ楽しくはないのでは・・・
「イエスさまがずっとそばにいてくださることを知ったら、どれほど幸せか・・・いやいや、信仰があってもホルモンのバランスで鬱々とすることもあるし・・・それでも、わたしたちの一瞬一瞬の祈りで世界に愛を送っていけるという現実を知ったらどれほど幸せか・・・」


そこまで思いめぐらしてやっと気づきました!
「あ!わたしがお声がけすればよかったのだわ。わたし、何にもしなかった・・・(>_<)」
自分がホンモノのクリスチャンでないことがはっきりわかりました☆.。.:*・

神さま、ありがとうございます!