ふぁうんでいしょん (2)
まず祈りなさい。いつも祈りなさい。祈りがすべてです。祈るならだいじょうぶです。祈りの中ですべてが明らかにされます。
祈りによらなければ、すべてむなしい。わたしのために祈ってください。祈りのおかげです。わたしが祈っているから安心しなさい。
どんな活動よりも“祈り”に力があり、すべての活動を支えるのは“祈り”であり、
どんなはたらきも“祈り”ながら果たすことが神さまのお望みであり、
“祈り”の中で愛する力をいただける、神さまと愛し合うことができるということを
師はいつも語り、教えてくださいました。
聖堂の最後部で跪き、静かに祈るお姿は、どんな雄弁なお説教より若いわたしを導いてくれました。
その静かな呼吸は日常の生活でもまったく乱れることなく、穏やかで堂々と続けられていたのです。
ま、時々イタズラをしてはおもしろそうに笑っていらっっしゃいましたが。
“祈り”が身についた人は、どんな時も揺らぐことなく、ユーモアをもって生きられるということも身をもって教えてくださいました。
あ、まだ師は地上にいらっしゃいます(^^ゞ