時空を超えて


昨日のクラスでのこと。メンバーに乞われて、
わたし“バスガイド”はグレゴリオ聖歌のミサ曲を
ご紹介した。
わたし自身が若いころ、霊的母にすがって教わったように
ひと言、ひと言の意味をわかる範囲で説明しながら。


CDの用意が間に合わず、わたしも喉が不調なので軽くメロディをお伝えする。
歌っていると、ここが会議室のような空間であることを忘れ、祈りの世界へ引き込まれていく。


“生ける神のみ前に立つ”ということは、国籍も国民性も、言語も時代も関係ないようだ。
自分自身の惨めさも、お借りしているものも忘れてしまう。
天上の教会のメンバーと“神が神である”喜びに浸る\(~o~)/


クラスの終わりに若いママたちがため息♡をつきながら言った。
「これまでの(4年以上)クラスの内、今日がいちばんよかった!」
えっ・・・これまでのことは何だったの・・・(・_・;)


でもしばらくすると、心の奥深くから言い表し難い喜びが広がった。
神の国のバスガイド”冥利に尽きる体験である。