あきらめないで・・・

先日、切り干大根を炊いてみたが、分量が多すぎた。
その上、味が少し濃くなって困ってしまった。どうしよう、こんなにたくさん・・・


そうだ!!和風パスタにしてみよう!
冷蔵庫の小松菜に豚を少し加えて、切り干大根の炊き合わせをソテー。それをパスタと和える。そこに、冷凍保存していた柚子の皮を細かく切って散らす。そして、ニンニク醤油を鍋肌にジュッ!すると大満足の味に仕上がった(*^_^*)


こんな些細な体験でも、「途中であきらめないこと」の大切さと「すべての出来事の中に意味があること」を学べる。こういう日常での小さな学習の積み重ねが、大事に至ったときの底力になるにちがいない。


信仰の世界もそうだ。今は某修道会の総長さまになられた司祭のことばを思い出す。
   「日常のすべてのできごとの中に、イエスの死と復活を見出すこと」 
このエクササイズがあっての「ゆるぎない平安」だ。証聖者も殉教者も普段からこの幸いを呼吸をしていたにちがいない。


大きな試練や命のキケンが迫り来る前から、「神はどなたで、自分は何者か」ということをしっかりと知っていきたい。
「考えること」によってではなく、「祈りつつ、自我に死ぬこと」によって。