1562年8月24日

アビラの聖テレサが改革カルメル会としての第1号・聖ヨゼフ修道院を創立した記念日です。
毎朝嘔吐し、いつも頭痛がして、度々熱を出す弱さを持ちながら、神との聖なる孤独を深める修道院を改革・創立するために、聖女は生き生きと駆け回りました。
教会や社会からの非難や悪口も彼女の心を潰すことはなく、かえって十字架の主に結ばれてエネルギッシュに行動します。
 「人に愛されるかどうか、もう少しも気になりません」(報告Ⅲ)



聖なる孤独を求めながらも、同じ道を望む人々のために昼夜奔走する聖女についてマルセル・オクレールは著書『神のさすらい人 アビラの聖テレサ』(サンパウロ)でこう書いています。
    「祈りを知らぬ人のごとくエネルギッシュに行動し、
     決して行動しない人のごとく熱烈に祈る。
     常にマルタとマリアは離れない。」