2013-01-01から1年間の記事一覧

イコン

今日、再び堀江優遺作展へ出かけた。イコンのような作品の前で、時が経つのを忘れて語り合ったのは 故堀江画伯。そして、聖書の登場人物。 いつまでも佇んでいたい世界。なぜ、こんなに安らぐのか・・・ おそらく、自分の内奥にある孤独感に共感してもらえる…

リジューの聖テレーズのことば

「もう苦しみも死も望みません。とはいうものの、両方とも愛してはおりますが、わたしをひきつけるものは、ただ愛だけです・・・・。長いこと、わたしはこの二つを望んでおりました。そして苦しみは所有しましたし、天の岸辺にはふれたかと思いました。わた…

「忙しくて祈れない」と感じているあなたに

図書紹介『神の現存の体験』 ラウレンシオ修士著 ドン・ボスコ社 当時26歳だった私は、これから始まるイエスとの新しい世界に心をときめかせて、神妙な面持ちで霊的母の前に座っていた。 その時、静かに手渡されたのがこの本である。彼女は言われた。 「ま…

六月クラスの要約「見る」 〜テレーズとともに〜

毎日の生活の中で、わたしたちの目には何が映っているのでしょうか。 フランシスコ教皇が「最も好きな聖人」としてその名を挙げ、各教皇がその霊性を大きく称え続けているリジューの聖テレーズ。 聖女はわたしたちとはちがう何か特別なものを見ていたのでし…

食前の祈り

我が家では食前の祈りを自由形式で唱えている。 当番制ではなく、自ずと口を開いた人が祈りを言葉にする。 先日の夜、ちょうど一年の半分を終えたので、あらためて大きな恵みを辿り、 言葉にしてみた。 1月、2月、3月・・・・・ 立ち止まって振り返ると、ど…

悔い

風の便りで、知人が自らの命を絶ったことを知った。 毎朝、家の前を掃くわたしに明るく声をかけてくれた通勤途中の彼女。 人を幸せに導くための精神的メソッドの教師として、たくさんのリーダーを養成し続けてこられた。 日本での草分け的な存在として、海外…

わが魂の叫び\(~o~)/♪

「過ちいくたびぞ 罪のつぐないを 残りなく果たして みもとに帰らん 燃えよ愛の火よ 恵みにこたえて」 聖歌集13『主こそわがほまれ』④ わたしは聖アウグスチヌスの言葉からとられたこの聖歌が大好きだ! わが魂の叫びそのものだから\(~o~)/。 今日は閉祭で…

これさえあれば・・・?

「絹こし豆腐のようなカラダ」と主治医。太い神経とは裏腹にデリケートなカラダ。 「生まれつきの体質」ということなのだから、神さまが創造されたままの状態を謙虚に甘受すべきと思いながらも、 「まだ何とか努力の余地があるのでは?!」といつもアンテナ…

「もう泣かなくともよい」(ルカ7/13)

今日はとてもうれしいことの連続だった☆☆☆・・・ 心の中で感謝と賛美の叫びを上げたと思ったら、また次!また次!・・・・ 夕餉の時、食物とともにその一つひとつを噛みしめてみた。 「あふれる恵みをいただいた」ということは「受けるに値しないわたしに、…

響き合うたましい・・・

神さまから偉大な恵みをいただく人は孤独だ。 マリアとエリザベト。(ルカ福音書1章39〜56節) このふたつのたましいも、どれほどの深淵にあったことだろう。 最高の恵みをいただきながら、この世の論理では説明がつかない出来事故に、誰にも理解されない。…

聖霊に息吹かれて・・・

今週のクラスは少人数ならではの恵みに満ちていたように感じた。 「生活の中で信仰を生きる」というテーマをリジューのテレーズの「話す」姿から眺めて準備したが、直接そのテーマからは入らず、それぞれの教会生活での疑問を出し合ったり、分かち合ったりし…

なめくじの連絡網

このように咲き並んでいた花が次々になめくじに食べられてきた。 どうしよう・・・・。たとえ可哀想な花を守るためであっても、わたしは絶対に殺虫剤は使いたくない。 神さまが整えてくださった土の中にある善玉菌のバランスを損なってはならないからだ! そ…

最高のプレゼント

今日は聖霊降臨の祭日! 聖霊によって「知恵と理解、判断と勇気、神を知る恵み、神を愛し、敬う心」をいただけるわたしたち。 この素晴らしい恵みをいただいて、ほかに何を望めよう\(^o^)/

聖母月に入って

勤労者聖ヨセフの記念日5月1日を初日として、いよいよ聖母月が始まった。 今年は特別な思いをこめてこの日を迎え、自分の召された道をもう一度丹田に収めるように祈った。 その自覚を形にすべく、動画を作成し、you tubeで発表。 幼児が初めて積み木で遊ぶ…

空いろの花

青いお空の色してる 小さい花よ、よくおきき。 むかし、ここらに黒い瞳(め)の、 かわいい女の子があって、 さっきわたしのしてたよに、 いつもお空をみていたの。 一日青ぞらうつるので、 おめめはいつか、空いろの、 小さな花になっちゃって、 いまもお空…

マリアの名をやさしく呼ぶのは・・・

イエスが「マリア」と言われると、彼女は振り向いて、ヘブライ語で「ラボ二」と言った。「先生」という意味である。イエスは言われた。 「わたしにすがりつくのはよしなさい。」(ヨハネ20章) マグダラのマリアがすがりつこうとした方は、 もうこの両手で掴…

主とともに・・・

左肩・左腰・左足が痛みます。 今年の聖週間は、主の十字架を 左側で手伝わせていただいているのかもしれません(^_^;) この罪人の小さなお捧げが、 光を求めている人の一助となりますように☆

三月のクラスの要約 〜聖ヨゼフの月〜

カトリック教会では三月を「ヨゼフさまの月」として祝います。 聖ヨゼフに対する篤い信心をもっていた聖人たちは少なくありません。 目立たない存在ですが、マリアさまと並んで「教会の保護者」とされているヨゼフさまはいったいどのような方だったのでしょ…

2月のクラスの要約 〜愛の季節・四旬節〜

灰の水曜日(今年は2月13日)から四旬節に入ります。 節制と回心に努めるこの期間は「極みまで愛してくださる神」の恵みに分け入る「愛の季節」とも表現できます。 神の愛は主イエス・キリスト、特に十字架上で死に至るまでわたしたちにご自身を渡してく…

今夜出会った天使 〜火曜クラスの帰り道〜

火曜日クラスからの帰路、三ノ宮駅の改札を通り、エスカレーターでホームへ上っている時のことだった。 後ろからカツカツとヒールの音が聞こえたかと思うと、若いお嬢さんがわたしを追い越しながら 「これ、お忘れでしたよね」と切符を手渡してくれた。そう…

「あわれみの心」に導かれて

三位一体の祭日に婚約式。主の奉献の祝日に結婚式。 そして、ルルドの聖母の記念日に入籍。 特に意識して選んだというわけではなく、肩の力を抜いて自然な流れに身を任せた結果、導かれてきた一年だった。 昨年の三月、ルルドの洞窟の中で感じた促しに応えた…

ゆらゆらと・・・

朝、いつものように玄関先のそうじに出てみると、 家の前の溝に可愛い風船がはまっていた。 きっと神さまが、猛烈に忙しくしているわたしに 「カリカリしない!イライラしない!わたしに委ねてユラユラしていなさい(^ー^)ノ」 というメッセージをが送ってく…